店舗の初期費用っていくらくらいかかる?

店舗開業の為の初期費用(イニシャルコスト)とは?

お客様からの質問で最も多い、

「お店の初期費用ってどのくらいかかるんですか?」

この質問があるのは本当に何も決まっていない状況である事が多く、初めて飲食店を開業されるオーナー様なら一番気になるのは当然だと思います。
ですがここが非常に難しい所なんです。

お客様は勿論わからないから質問していらっしゃるのもとてもよくわかるのですが…なにも決まっていない状況では、「まだわかりません」というのが本音です。
何となくイメージが見えていて、一般的な工事をする場合、「おそらく30~50万円/坪(3.3㎡)くらいですかね。」と、本当に概算ですが、お答え出来る場合もあります。
お客様からしてみれば、その概算でも知りたいという気持ちも最もですが、本当に難しいく概算の場合、高くお伝えする事になります。

使用する素材、壁紙、仕上げのやり方、デザインを抜きに考えても、その組み合わせは無限と言えるほど多様です。どの場所にどの素材を使用して、どんな風に仕上げるのか。詳細が決まるまでは、金額が決まる事はありません。

「店舗を開業するにあたって、
開業資金をどのくらい考えているのか」
これは一番大切な所です。

予算さえ決まっていれば、お客様とイメージを話しながら

「こんなプランも出来ます」

「壁にはこの素材を使った方が、イメージの雰囲気に近いです」

「インテリアにこのくらいの費用を使いたい」

「ここには予算かけ、他を削るなどバランスをとる」

など、より具体的な提案をする事が出来ます。

これはお客様にとっても非常に有意義な事だと思っています。

例えば予算も何となくしか決めずに話を進めたとします。

お客様のイメージをもとに、内装デザインの見積りを作成し、実際にこのくらいの費用がかかりますと提示された金額が、お客様のイメージしていたコストを大きく上回ってしまっていた場合、修正に時間を要します。

但し弊社では、お客様のご希望を叶えたい思いが強いので、手間は増えますが希望の事を行おうとするといくらかかるのかを細かく見積もりを出すことで選択の幅を広げています。

お店を開業するという大きな流れの中では、やる事は本当に沢山あります。時間はとても貴重です。
だからこそ、時間を無駄にせず話を進める為にも開業資金の予算はしっかりと教えてください。

「先に予算を言ってしまうと、足下を見られて高く見積もられるんじゃないか・・・」

そんな不安も少なからずあると思います。

ですが、こればかりは信じていただくしかありません。
限られた予算の中で誠心誠意お答えするのがプロだと思っています。
その上で「これでは高い」「納得出来ない」という事であれば、わたしたちの力不足に他なりません。

ただ、それでも目安として何か情報が欲しいという声が多いのも実情なので、本当の本当に架空の概算ですが、初期費用の設定の一例を掲載します。こんな感じなんだなと、参考程度にご覧ください。

郊外の街中、 20坪程度のカフェを路面店の形態で、スケルトン状態の物件を賃貸契約して始めようとした場合の、初期費用の設定の一例です。
※あくまでも一例ですので、同じ条件でもこの金額になる訳ではない事をご了承ください。

初期費用の概算(仮)
【物件取得費】

【物件保証金(家賃の3~10カ月分程度)】

【初回家賃(一坪あたり 8千円~2万円程度)】

【仲介手数料(家賃の1カ月分)】

【改装工事費用(一坪あたり 30万円~60万円)】

【設計費・設計監理費 監理する工事費用の10パーセント程度】

【厨房機器】

【調理器具などの備品】

【レジや文具、清掃等の雑費】

【制服】

【商品の仕入れ】

【宣伝広告費(20万円~100万円)】

【開店後しばらくの運転資金】

おそらく、この感じが一般的な飲食店におけるイニシャルコストの一例になります。これはあくまでも概算です。

初期費用の変動の最も大きな要因は、物件と状態と内装工事、特に設備の状態です。居抜きかスケルトンか、空調や水回りの設備がそのまま使えるかによって、かかる費用は数百万円単位で変わります。
300万~2000万円くらいがボリュームゾーンですが、簡単に内装のリフォームのみということであれば、100万円程度で出来てしまう場合もあります。

物件の選び方で、使える初期費用は大きく変わってきますので、ぜひ慎重に考えてみてください。
良い物件に巡り会える事をお祈りしています。

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