レストラン・カフェ・飲食店の店舗物件選びと内装

飲食店・レストラン・カフェの店舗空間づくり

店舗経営者が必ず持ち合わせているものが独自の”スタイル”です。それなりの経験を積んだ設計・施工業者であれば「キレイな飲食店をつくる」「見た目のよいカフェを設計する」といった要望は叶えられるかもしれません。

思い出してください。あなたが店舗の計画を進めるにあたり、漠然と「カフェをつくりたい」「レストランをはじめたい」と考えたでしょうか?
それぞれのお店独自の”スタイル”を反映させた、オリジナリティ溢れる店舗デザイン。それが私たちのこだわりです…

内装のポイント


「〇年で回収できるかどうか」が、初期投資費用を決める目安のひとつ

私たちは初回のお打ち合わせの際、必ずクライアント様に「内装工事にいくらかけられるのか」をお聞きします。なぜなら、不況が続いている現在、予算をかければかけるほど、お客様が増えるという時代ではないからです。店舗の内装デザインを考える前に、店舗づくりにおいて重要なのは「どうしたら繁盛店にできるのか?」「どうしたら集客でき、リピートを増やすことができるのか?」まずはこの2つを念頭に置き、予算をかけるポイントを決める必要があると私たちは考えています。

当社ではよく「レストラン・カフェを作りたいんだけど、店舗デザインにいくらかかるの?坪単価はいくらなの?」といったご質問をお受けします。しかし、こうしたご質問に対し、すぐに具体的な金額を明示することはなかなかできません。当然のことながら、お店のコンセプトは店舗によって異なり、そのコンセプトによって店舗内装デザインのイメージも変わってきますし、「集客するために、どのくらいのデザインや機能性を持たせた店舗をつくる必要があるのか?」ということも異なるため、詳しくヒアリングしないと一概に金額を伝えることはできないのです。

そのため、店舗の出店を考える際、まずは「〇年で投資金額を回収する!」という想いで、毎日の売上げや利益、運営にかかるランニングコストを考え、そこから初期投資費用を試算してみてください。その中で捻出できた内装工事・店舗デザインの予算から「集客効果が出るポイントはどこなのか?」「何を店舗の”売り”にするのか?」「その”売り”を効率よくPRするためには、どこに費用をかければいいのか?」「限られた予算の中で、何をすれば費用対効果が上がるのか?」といったことを考えることが重要です。もちろん私たちもクライアント様と一緒に考え、店舗づくりを全力でお手伝いさせていただきます。

単に低コストにこだわるのではなく、費用をかけるところはかける、かけないところは徹底的にかけないことで、低予算でも「きちんとコンセプトを伝えることができ、お客様にリピートしてもらえ、口コミで新しいお客様も獲得できる店舗」をつくることは充分可能です。私たちはそんな店舗づくりをお手伝いしたいと考えています。店舗づくりの“業者”ではなく “パートナー”として、クライアント様と一緒に店舗を創造します。

居抜き物件チェックポイント


居抜き物件ならではのトラブルを避けるためにも、契約前に、ここだけはしっかりとチェックしましょう!

居抜き物件とは、以前入っていた店舗の内装・造作や什器等を、次の借主がそのまま引き継げる物件のことです。

居抜き物件のメリットは、店舗運営のための備品や設備等を新調する必要がないため、初期コストが安くできることです。そして、店舗のベースが完成しているので、店舗オープンまでの期間を短縮できるのもメリットのひとつです。

ですがメリットばかりではなく、居抜き物件を選ぶデメリットもあります。居抜き物件には意外な落とし穴も潜んでいるので、しっかりとポイントを押さえて物件を選ばないと、逆に初期投資費用が高くなり、居抜き物件ならではのメリットを充分に活かすことはできません。

「安いから」「早く開業できるから」と安易に契約する前に、下記のポイントをしっかりとチェックしましょう。

厨房の位置は適切かどうか

既存の厨房区画を変更する場合、グリストラップ、ガス管、水道管など、数多くの設備を移設しなければならないため、一般的な工事よりも工事費がかさんでしまいます。事前に「厨房の位置は適切かどうか」「本当に変更する必要があるのか」をしっかりと検討しましょう。

厨房機器やインフラ設備に問題はないか

厨房に残された機器は”中古品”です。「機器の性能が自店の業態に見合うか」「きちんと動作するか」「損傷はないか」など、細かく確認してください。また、ガスや水道、電気、給排気の容量が充分かどうかも確認しておきたいポイントのひとつ。内装業者などにチェックしてもらい、設備の新設や容量アップの工事が必要かどうか判断してもらいましょう。

害虫等が生息していないか

害虫等が発生しやすい環境だと、オープン後の衛生管理や駆除に費用がかさんでしまいます。専門業者などに、害虫等が生息していないかを確認してもらいましょう。換気口や配管の引き込み口、断熱材の隙間などが主なチェックポイントとなります。

そのほか

  • 前店の撤退理由、近隣における前店の評判など (悪い印象がついた立地で、集客は望めません)
  • 自店の業種が周辺環境とマッチしているかどうか 焼肉屋の上階にカフェ開店は適当か?など)
  • 店頭の造作を活かせるかどうか (譲渡費用の負担額も確認しましょう)

こうしたポイントを踏まえて選ばないと、「初期投資を抑えられる」という居抜き物件のメリットを充分に活かすことはできません。自店の業態やコンセプトを考慮して、しっかりと検討しましょう。

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